20年後の君につたえたいこと~ご先祖さまからの贈り物
アドバイザー:井上 広法
作画:岡野 純
原作:中野 良一
もともと無料で誰でも読めるwebマンガとしてクラウドファンディングから生まれましたが、お寺で情操教育のために配布をしたい、石材店でお墓を検討されているお客様に読んでいただきたいなどのニーズがあり、小冊子にさせていただいています。
現在のところ累計で11,000冊ほど増刷しているロングセラー商品です。
このマンガの小冊子が欲しい方には、
30冊以上 1冊辺り150円
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にて販売しております。(税・送料込み)
数量指定がある方は、直接ご連絡くださいませ。
~ご先祖様からの贈り物~
お墓の前でお祈りをするとホッとするのはなぜでしょうか?
お石塔を雑巾で拭いて、お花を替えて、お線香を焚いてお祈りをする。
お線香のただよう煙は、私たちのお祈りの気持ち、感謝の心を載せてご先祖様まで届けてくれるそうです。
ご先祖様は、そんな子孫を温かく見守ってくれています。
このマンガを考えていて思ったのは
「ご先祖様が私たちに何を教えてくれようとしているのか?」
ということでした。
亡くなった人たちが教えてくれるもの、ご先祖様も今の私たちのように家族があって、日々を生活していました。
今のように豊かで医療技術の発達した世の中ではありません。
病気や戦争で多くの命が消えていきました。
そのような時代も脈々と受け継がれ、今の私たちの命があります。
「魂なんて存在しない!」
「ご先祖様が見守っているわけではない!」
とおっしゃる方もいらっしゃると思います。
でも、ご飯を食べ、寝て、遊び、楽しみ、時には怒ったり、泣いたり、苦しんだり。
生きている一瞬一瞬がご先祖様からの賜りものなのは確かなことです。
ご先祖様から受け継がれてきた私たちの命はかけがえのないものです。
生ある幸せを感じることで、今を大切にして、自分や家族、そして生きている人々に振り向けることができます。
いのちの教育こそが、ご先祖様が私たちに与えてくれている贈り物のような気がしてなりません。
だから、お墓の前でお祈りをするとホッとするのだと思います。
「ありがとうございます。」
と自然に感謝の気持ちがこみあげてくるのです。